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すっぽんぽん

余った青春18切符を使用して餃子の街、宇都宮へ。
目的は、餃子と栃木県防災館のふたつ。
生まれて初めて、昼と夜、連続で餃子を食べた。

栃木県防災館は、「大雨」「大風」「煙」「地震」の4つの体験室に、
人工呼吸などの救急訓練を学ぶ実習室を備えた、最新鋭の「防災レッスン・スクール」
(都築響一『珍日本紀行』より)

まずは「大風」
風速30メートルの強風に、目も開けられず。
「こりゃあ、チッチ(『小さな恋のものがたり』の主人公)は飛ばされるわ」
と実感。

次に「煙」
もくもくと煙(害なし)が充満した室内はまるで迷路。
誘導灯だけを頼りに外部に脱出するんだけれど、全然前が見えない。
「紗南ちゃん(『こどものおもちゃ』の主人公)は足をけがしながらも、
火事の中から脱出できたなんてすごすぎる」と女優魂に感心。

そして「地震」
関東大震災、過去の8つの大地震をリアルに再現。震度7までの地震を体験。
阪神大震災で、大阪に住んでいた私ですら初めて地震で死ぬかと思ったのに
『サバイバル』や『ドラゴンヘッド』みたいになったらどうしよう!

最後に「大雨」
カッパと長靴に着替え、滝のような豪雨の中、音響と照明で再現された雷が轟く。
こんな雨が降り続いたらニュースで見るような光景になるんだろう。
小学生のときに『ちびまる子ちゃん』でたまちゃんの家が2階まで沈んでいるのを
見たときは「ちょっと楽しそう」と思った自分がアホすぎる。

とにかく、災害は怖い。
この中で唯一気をつけられるのは火事だけ(不可抗力な火事もあるけど)なので
大いに気をつけなければと思いました。
いちいちマンガで災害を実感している場合じゃないわ。

その後、バスが2時間以上来ない状況だったので、近くの温泉に。
「今、地震が来たらどうしよう」とあんまりのんびりできなかったけれど。

*写真は、人工呼吸と心臓マッサージレッスン用のお姉さん人形。
生き返るとぱっちりお目目が開くらしい。一体480万円だって。
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by kashiwabaram | 2006-09-06 01:43 | おでかけ


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