カテゴリ:映画( 6 )

なにがなんだか乱射事件

山下敦弘監督の映画『松ヶ根乱射事件』を観に行った。
板橋のSATYにある映画館。


「鈴木光太郎は事件らしい事件が起きないこの町で警察官をしている。光太郎の双子の兄・光は家の畜産業を気まぐれに手伝っている。ふたりの父親は家出中。母は父を怒るでもなく放置したまま。モテるためには30万を迷わず出す幼馴染、頼まれればすぐに下着を脱いでしまう娘……。この町にはどこにでもいるような、でもちょっとおかしな住民が住んでいる。
ある日、どうも訳アリなカップルが松ヶ根へやってくる。ひき逃げ、金塊、ゆすり、床屋の娘の妊娠……彼らの来訪をきっかけに、この町のバランスは微妙に崩れ始める……。」

→http://www.matsugane.jp/index.html

なんだか救いがなくて暗いんだけど妙なおかしさがあって
山下監督作品の特有の笑いやテンポとあいまって
結局なんだか何が言いたいんだか自分でもよくわからないけれど、
とてもおもしろかった。

あと、とても大きな映画館なのに私を含めて観客が5人しかおらず広々快適だった。

山下監督の『天然コケッコー』がどうなるのか。とても楽しみ。

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by kashiwabaram | 2007-03-07 02:13 | 映画

影絵の世界

アルバイトの帰り道、恵比寿で待ち合わせ。
東京都写真美術館でやっている映画『ロッテライニガーの世界』を観て来た。

ロッテライニガーというのは、1899年ベルリン生まれの女性で、
影絵アニメの代名詞のような人、らしい。
私の中で影絵といえば、子どもの頃から『暮らしの手帖』で慣れ親しんできた
藤城清治さんのそれ。けれど、藤城さん曰く
「ぼくが昔、暮らしの手帳に影絵の連載をはじめたのも、編集長の花森安治さんが、ライニガーの影絵映画がすごく好きで、君なら、きっと出来るからやろうといったのがきっかけだった。」

80年以上前につくられたアニメたちは、今観ても全然古くなくて
表情がないのに感情が伝わってくるし、セリフがなくても話がわかる。すごい。
黒色の影のバックにひかれた色たちもあざやかでとてもきれい。
よいものを観た。
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by kashiwabaram | 2005-12-08 01:42 | 映画

ちょっと前向き

このところ、前の会社で雑誌のお仕事。

昨日、映画『パコダテ人』をレンタルビデオして観た。
函館に住む女子高生日野ひかる(宮崎あおい)と市役所勤めの古田はるお(大泉洋)
ふたりは、ある日目覚めるとシッポがはえていた。
そのシッポをめぐって函館中が大パニック、あれやこれやと大騒ぎなお話。
日野ひかるは、「函館生まれのパコダテ人、ピノピカルです☆」とか言い出すし
シッポは見るからに安っぽいし、展開やらなんやらにつっこみどころ満載なんだけど
その下らなさがいちいちよくて、あおいちゃんの熱演ぶりにちょっと泣けた。

今年の夏にちょうど函館に旅して来たので、より、よろしく感じたのかも。

そしたら今日ちょうど会社の先輩が、「北海道に住みたい」と言っていた。
もう何年もそう思っているらしい。
そういうふうに、住みたい場所があるっていうのは素敵なことだと思う。
私は京都に帰りたいと思っているけれど、最近は東京もかなり好き。
あとどこに住みたいだろうと考えて、
今の自分なら住みたいと思うところどこにだって引っ越すことが可能なんだと、
ちょっと幸せな気分になった。

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by kashiwabaram | 2005-12-04 23:45 | 映画

なんだかもやもや

今日もレンタルしたDVDを観た。
『ガープの世界』1982年に上映されたアメリカ映画。原作はジョン・アービング。
‘人生は複雑怪奇なのにとてもシンプルである’という主題らしい。

子供は欲しいけれど結婚はしたくない。
そう考えた看護婦が、全身包帯だらけで入院しているにも関わらず
勃起がおさまらない兵士にまたがって産まれた主人公のガープ。
そのガープの一生を137分間につめこんだ映画。
ものすごく展開のはやい映画で、そこだけを切り取って膨らませれば
一つの映画になるのじゃないのかと思うほどの出来事が度々起こるも、一瞬で通過。
長い人生を137分につめこめば、そんなものかと思える。
悲劇と喜劇がぐちゃぐちゃに混ざり合って、
なにげない日常をとても幸せに感じたりするガープ。
この映画を観て、あたり前かもしれないけれど
人生ってすべて一つに繋がっているんだなと実感してしまった。
あそこであれをしたからこうなって、今こうしているから将来そうなるっていう。
大きな意味でもそうだし、
ほんのささいな出来事が一瞬のタイミングで繋がってたり。
ガープの一生はとても波瀾万丈だけれど、そのすべてが繋がっていって、
産まれて死ぬ。全然うまくいえない。

とにかく展開がはやくて、
まったくもって人の一生を客観的に観るという感じだったけれど、
最後は漠然ととても悲しい気持ちになってしまった。
拳銃はいけすかない。
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by kashiwabaram | 2005-10-28 22:27 | 映画

牛久に行きたい

レンタルしていた『下妻物語』を観た。
期待以上のおもしろさに驚く。
もう一回すぐに観てもいいくらいおもしろい。観てないけど。
スピーディーかつリズミカルにアニメを交えて展開するストーリーは
まったくもって退屈な場面がない。とてもよい意味で今っぽい。そして笑える。
映画でも小説でもマンガでも、人を泣かせるより笑わせる方が難しいように思う。
優劣の問題ではなく。どういう笑いか涙かにもよるだろうけど。
しかも『下妻物語』は、感動まであるからすごい。

ロリータファッションって中でもいろいろと種類があるんだろうけど、
あの映画で深田恭子さんが着ていたような、
中原淳一さんや高橋真琴さんの描く世界から抜け出てきたような
洋服たちはとてもかわいい。深田恭子さんがかわいいっていうのはもちろん。
ああいうロリータファッションなら、
ひとりでちょっぴりこっそり一度くらい着てみたい。

ああ、おもしろかった。
牛久大仏にも、はやく行かなくては。
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by kashiwabaram | 2005-10-27 19:31 | 映画

お父さんは12人

吉祥寺にチェコアニメ映画を観に行った。
チェコアニメを映画館で観るのは年単位ぶりのこと。
もぐらのクルテクの生みの親であるズデネック・ミレルの短編アニメ集。
私が観たのは【Cプログラム】

・お父さんは12人
・おんどりとめんどり
・ゆれる木馬
・ヘルゴランド島のロマンス
・月のおはなし
・『クルテク』もぐらくんとキャンディー
・『クルテク』もぐらくんとこうつうじこ

中でも『お父さんは12人』が印象的だった。
いったいどんなお話かというと、主人公の女の子の髪はいつもボサボサ。
髪をとかしてほしいのだけれどお母さんはとても忙しい。
というのは、お母さんは次から次へと恋人をかえるから。
次から次へと恋をして結婚をして目移りして離婚して…
少女のお父さんは12人にも増えたけど、誰も髪をとかしてくれない。
という、なんとも悲しいお話。
悲しいけれどおもしろおかしく見られるから不思議。
チェコアニメはいいなあ。

今日の晩、夜行バスで大阪へ行く。土曜日に友だちの結婚式があるから。
大阪は約一ヵ月ぶり。帰省はいいけど、お金がかかるのが難点。
しかも夜行バスが億劫すぎる。
いつか絶対、のぞみの指定席をなんのためらいもなく買えるようになりたいと思う。
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by kashiwabaram | 2005-10-13 13:26 | 映画