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影響されまくりで忘れまくり

外出前に郵便受けを覗いたときにあったはずの郵便物が
帰宅時にはなくなっていました。辺りを探してみましたが見当たりません。
これは、盗難?
身近にあった悪意になんだか漠然とした恐怖と怒りがこみあげてきましたが
持って行き場がない。
とりあえずすぐに郵便受けに鍵を取り付け、犯人に呪いの念を送りました。
(辛酸なめ子さんの本を読んだばかりだったのでその影響)

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会話だとうまく話せず後で自己嫌悪になったりするけれど
一方的に話を聞くのはとても気楽でよいです。
そんなこんなで、このところ、お話を聞いた方々。

・すこしばかり遡りますが 小説家 保坂和志さんの講演会。
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テーマは「小説を現実の一環として書くには」。
保坂さんのお話を聞くのは二度目なのですが、二度とも居眠りをしてしまいました。
保坂さんのお話や文章は何度も反芻してようやく理解できたりできなかったりです。
あくまで、私には。でも、とても興味深い。理解したいのです。
舞台に現実の場所や時間を設定したり人数を増やすほど書くことは難しくなるけれど
小説を書く上で負荷になるものを要素としてあえて入れていくことが大切なのだとか。
曖昧。もっとしっかり本を読もうと思います。

・3月の乙女美学校のゲストは現『暮らしの手帖』編集長 松浦弥太郎さんでした。
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口を挟もうとする沼田先生を制止して話し続ける弥太郎さん。
私たちにとても多くのことを伝えたいと思って下さったようです。
「夢を持つことが大切」「夢は必ず叶う」「トラブルこそチャンス」
「毎日一つ何かを改善させる」「自分が今どこにいるかを知る」など
スピリチュアルや自己啓発系の本にこぞって書いてありそうなお話もありつつ・・・
今は、全てを受け入れられる状態にある(努力をしている)とのこと。
弥太郎さん、どうしたのでしょう。なんだか色々とあったようですが。
でも、でもじゃないど、相変わらず40代に見えない若々しさで、素敵な大人でした。
弥太郎さんのように日々の暮しを大切にできたらなと思います。

・造音作家(と本に書いてあった)山本精一さんの「画展」で
山本さんと大竹伸朗さんの対談イベントがありました。
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山本さんの画についてはほとんどふれられず、
音楽の話や日本の美術館やアートのあり方や日々のあれこれや
山本さんの著書『ゆん』になぞらえた話など。
山本さんは壷を収集されていて一緒にお風呂に入ったり寝たりしてるとか。
音楽に詳しくなくても愉快に聞けました。山本さんは始終ため息をついていました。

・六本木の青山ブックセンターで都築響一さんの本の出版記念トークイベント。
5年ほど前大阪で「ラブホの夢は夜ひらく」展があったときにお話を聞いて以来。
なんだか前回よりほがらかな印象を受けました。
都築さんが今各誌でされている連載の話やら
「プロダクトデザインの立場から刑務所を考える」
「千葉刑務所は初犯で長期刑 日本一のおみこしつくっている」
「現役AV男優、安田老人」
「大竹伸朗さんも衝撃を受けた台湾に住む90歳代のおじいさんのスクラップブック」
「人から馬鹿にされることをいかにやっていくか」
「いかに人からの有益なアドバイスを遮断するか」
都築さんの絶版になってしまった著書がヤフオクなどで高値で取引されているのが嫌で
「どんどん復刻させてそれを阻止したい」とも話されていました。
おもしろいばっかりでもっと聞いていたかったです。
無料でこんな話を聞けるなんて、ABCは太っ腹だと思いました。
あと、新刊の漫画にもカバーをかけず立ち読みし放題というのが素晴らしいです。
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by kashiwabaram | 2008-03-26 14:26 | 展覧会

大っぴらに寝転がる

新潟県十日町にある「光の館」へ宿泊してきました。
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「光の館」は現代美術家ジェームズ・タレルが、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』に
影響を受けてつくった芸術作品、兼、宿泊施設なのです。

照明はすべてタレルライトと呼ばれる、タレル本人が指定した明度に設定されていて
若干暗めな明かりが建物の隅々に何とも言えない陰影をつくっています。
その美しさもさることながら何と言っても驚いてしまうのが
天井が真四角に切り取られていてそこから空がそのまま覗くという仕掛けです。

この部屋の天井がそうなっています。
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普段はこのように屋根が真四角を覆っています。
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部屋の中にあるコントロールパネルのボタンを操作すると屋根がスライドします。
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ずんずんスライドして空が現れました。
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ちなみにガラスも何もはめ込まれておらずそのまま空なので
雨や雪がすこしでも降っていると開けられません。
この日はとても天気がよかったので、安心して屋根の開閉ができました。
宿泊すると自由に何度でも開閉できるので、
寝転がってただひたすらに空を眺めて過ごしました。

10人は余裕で泊まれるという施設なのにこの日は誰とも予約がかぶらず
私と夫の貸し切り状態という贅沢さ。
利用料はそのぶんかなり高くついたのですが誰に気兼ねすること無く
とてものんびりと過ごすことができました。

だんだんと日が暮れて行き
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あまりの気持ちよさに20分ほど意識を失って(居眠り)気付くと夜になっていました。
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外に出てみると満点の星空。久しくそんな星空を見ていなかったので
あまりの星の多さにびっくりしました。

一眠りして、せっかくなので夜明けの空の移り変わりも観察。
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だんだん
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空の色が薄くなっていきます。
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渡り廊下から、朝日が昇るのも眺めました。
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元旦の初日の出を拝んでいるような錯覚に陥ります。

こんな早起きは何年ぶりだろうと感動しているとすぐに睡魔に襲われ…
気がつくとチェックアウトの時間に。
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見るたびに空が変化していて本当におもしろいです。
飛行機や飛行機雲や鳥の姿も。
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現代美術がどうだとかはよくわかりませんが、
空は本当に美しくて素晴らしく、それは誰にでもわかることなのでいいなあと
馬鹿みたいなことを思います。
外で広い広い空を眺めるのもいいけれど、四角く切り取られた空もいいものです。

室内でぬくぬくと大っぴらに寝転がりながらただひたすらに空を眺められることなんて
私のこの先の人生にそうそうあることではないのでは?と思いつつ
貴重な時間を過ごしました。

暖かくなったら屋上に寝転がって底を切り取った段ボールから空を眺めてみようかと
思います。即席、光の館。いまいちな予感がプンプンしますが…。


新潟は雪がまだまだ何メートルも積もっていました。
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by kashiwabaram | 2008-03-14 01:03 | おでかけ

お隣さんの引っ越し

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by kashiwabaram | 2008-03-07 12:25 | 戯言

このところの・・・

少し遡るものもありますが、このところ行った展覧会やイベントなど。

・「地下展 UNDERGROUND-空想と科学がもたらす闇の冒険」(日本科学未来館)
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科学のことは全くもってわかりませんが、地下は大好きです。
会場は、薄暗い中おびただしい数の発泡スチロールが積み上げられていて
地下なのかなんなのか神秘的な空間になっていました。

大阪万博で埋めたタイムカプセルの設計図や中に入っている小学生の手紙も
公開されていてその手紙が感動的でした。
しめの言葉は「では5千年の過去からさようなら」
このタイムカプセルは埋められてから5千年後に開封されるのだとか。
6970年・・・全くピンときません。

・「内藤ルネ展 “ロマンティック”よ、永遠に」(美術館「えき」KYOTO)
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イラストレーター・内藤ルネさんの展覧会。
展示内容は絵よりもグッズや付録や雑誌や洋服など立体物が多かったです。
ルネさんの作品達を見て、改めてその偉大さを感じました。
ものすごく多種多様な作風で「これもルネさんだったのか!」と驚くものもあり。
いかに私たちの生活にルネさんが浸透していたのかがわかりました。
「かわいい」って簡単に使うけれど、一体なんだろうと考えます。
ルネさんにもう少し長生きしてもらいたかったです。
今持っているルネさんグッズを大切に使っていきたいと思います。

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京都ついでに特別公開中の東寺五重塔の内部へ。
京都に住んでいたくせに今まで一度も東寺へ出向かなかった自分に怒りを感じました。
1979年生まれの守り本尊は大日如来だそうですが
東寺のそれら仏像は本当に涙が出るほど素晴らしかったです。


・イシイリョウコ人形展(キャトル・セゾン・トキオ)
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人形・雑貨作家、イラストレーターであるイシイリョウコさんの
人形やブローチの展示販売会。いつもほしくって悩むのですが今回も金欠で断念。
イシイさんの作品はかわいいだけでなく、
気だるそうな独特な雰囲気で物語がちゃんと連想できるところが好きです。

・文化系書店Life堂vol.3@池袋 開催記念
『恋と三十路と文化系 
〜さまよえるオトナ女子のためのLife堂的ボヘミアンナイト』

鈴木謙介さん・しまおまほさん・辛酸なめ子さんのトークイベント
(ラジオの公開録音でもある)に参加。
内容は一応タイトル通り「三十路を迎える、また迎えた文化系オトナ女子の有り様とは」
といってももちろん正解があるわけでなし、関係あるようなないような話題で
ぼそぼそと続くおしゃべりをただただ笑いながら聞いていました。
なめ子さんとまほちゃんはやっぱりとてもおもしろくて
どちらもとても好きだなあと思いました。

1999年のノストラダムスや2000年問題などありましたが、次は2012年問題だとか。

・沼田元氣さんと甲斐みのりさんのトークイベント+サイン会
「東京・鎌倉・京都・大阪 乙女のたのしみ」

お2人が出版されている本にそっておすすめ店などの紹介やそれらの裏話、
また沼田さんが主催している乙女美学校のお話など。

・原田知世ライブ(恵比寿ガーデンホール)
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今回のアルバムにあまりに好きな曲が多くて初めてライブに行きました。
この日はゲスト陣も豪華で
大貫妙子、オニキユウジ、キセル、鈴木慶一、高木正勝、高橋幸宏が勢揃い。
私のハープの先生である吉野友加さんも出演していました。

知世ちゃんはいつまでもチャン付けがふさわしい感じでとても40歳には見えません。
また「うふ」とか「えへへ」という笑いから、
アイドルとしての自覚をいつまでもきちんと持ち続けているのだなと感心しました。
ファン層は圧倒的に中高年の男性が多かったです。
知世ちゃんのトークの句読点ごとに拍手をする熱烈なファンもいましたが
逆にトークの邪魔になっているのでは?とハラハラしました。
また、ライブ終わりには客席から花束やプレゼントが知世ちゃんに手渡され
なんだか心温まる一幕も。
ちびまる子ちゃんが百恵ちゃんのコンサートでカニ缶プレゼントするシーンみたい。
開始前に並んでいたのも含めて計5時間ほど立ちっぱなしでへろへろになりましたが
とても楽しい時間でした。
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by kashiwabaram | 2008-03-03 16:37 | 展覧会