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余計なお世話

今日は早起きができたしとってもいいお天気だったので、
平塚まで山田花菜さんのイラスト展を見に行ってきた。

花菜さんのイラストは人物の描き方も風景の描き方もかわいくて優しくて大好き。
花菜さんのイラストを見ておしゃべりをしてもらったあとはいつも、
私もいっぱい絵を描こうと思える。
て、以前も同じようなことをこのブログに書いている…。
ご本人もとってもステキな方で、きれいでかわいくて優しくてとても憧れているのです。

写真は、花菜さんが挿絵を担当した『まじょもりのこまじょちゃん』(ポプラ社)
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ところで、唐突に、私は電気屋さんで新品の冷蔵庫の匂いを嗅ぐのが大好きなのだけれど
先日時間つぶしに入ったビックカメラで久々に冷蔵庫を開けたら、全然匂いがない!
かなり顔をつっこんでくんくん嗅いでみたのだけれど無臭。(一人で)
その一つだけかと思って全冷蔵庫を開けてみたもののやっぱり匂わない。
かすかーに匂いがあるものもあったけれど、私の嗅ぎたいのと違う!
私の鼻が悪いのか冷蔵庫が進化して無臭になったのか
それらの冷蔵庫がたまたま無臭だっただけなのか…。
余計な進化は止めてもらいたい。他のお店でも早いうちに試してみようと思う。
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# by kashiwabaram | 2007-05-22 00:20 | 展覧会

英語はクラスで最下位

外国語が話せる人がとても羨ましい。
じゃあ勉強しろよという感じだけれど、それはなかなか…。

私の通っていた中学高校では創設者がフランス人ということもあって、
フランス語の授業が行われていた。
その上希望者にはフランス人のペンフレンドも紹介してくれて、
中学から高校にかけて私もフランスの女の子と文通をしていた。
とっても稚拙な文章だったけれど、辞書を片手に必死で読み書きしていた思い出。

そして、フランスにお互いがホームステイで受け入れ合うという提携をしている学校が
あって私も高校2年生の春休みに一週間ばかりの超短期ホームステイをすることに。

ペンフレンドの女の子はその学校の生徒ではなかったのだけれど
私がフランスに行くことを手紙に書くと、ぜひ会いましょうという返事がきていた。

で、初めての対面。ペンフレンドは夜のシャンゼリゼ通りを案内してくれたのだけれど
会話…全然盛り上がらず。
私は手紙には「がんばってフランス語を勉強してるよ」と調子に乗って書いていたので
ペンフレンドは私がもっとフランス語を話せると思っていたもよう。
実際は全然。しかも私は英語も大の苦手。
辞書を片手に身振り手振りで必要最低限のコミュニケーションはできるもののがっつり
会話なんてできるはずもなく…。

そしてその後、文通はどちらからともなく終了。かなしい。

ホームステイを受け入れてくれた家族はとってもステキな優しい人たちでよい思い出だけれど、フランス語がペラペラだったらもっとたくさんの話ができたなあと思う。

そして外国語を話したいと思うときに、
ドラえもんの道具である「ほんやくコンニャク」があれば!と考えている私はきっと
あまり勉強する気がないのだろうなあ。て、最初にも書いてるけど。
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# by kashiwabaram | 2007-05-20 00:11 | 戯言

海は広いな大きいな

週末、土曜は横須賀にある谷内六郎館へ。
谷内六郎さんは、『週刊新潮』の表紙絵をずっと描いていた画家さん。
その総数は1336号にのぼるそう。すごい。

横須賀はとてもとても遠かったけれど、
今までの展示では見たことがなかった表紙絵の原画も見られて大満足。
心の底から六郎さんの絵が大好きだ。

久々に広ーい海が見られたのも嬉しかった。あとでっかい船も。
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日曜は乙女学校2年生の2回目。
ゲストは、ラジオのDJやテレビのナレーターでも活躍している秀島史香さん。
いつもラジオで聞いているときはもちろん声だけなのでお姿を拝見しつつ声を聞くのは
なんだか不思議な気分だった。
声もお姿もとってもキュートで、沼おじ先生の微妙な質問にもさらりと答える秀島さん。
さすがです。
ちなみに乙女学校は18時半スタート。
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# by kashiwabaram | 2007-05-15 04:11 | 乙女学校

古いものの行く末

連休中、谷根千(谷中・根津・千駄木)へおでかけ。
一番の目的は、弥生美術館で蕗谷虹児展を見ること。

蕗谷虹児(ふきやこうじ)さんは、大正時代から昭和にかけて活躍した画家で、
50円切手にもなっている「花嫁」の絵も有名。
原画はとんでもなく美しくてほれぼれ。
そして蕗谷虹児さんの写真を初めて見たのだけれど、あまりの美男子ぶりにびっくり。

展示を見た後は、谷根千をぶらぶらお散歩。根津神社でつつじを見物したり。
あの辺りの風景、家や路地やらの雰囲気がとても好き。

そしてそして、古本や古雑貨を集めたお店で「水中花」を購入。
この水中花は昭和につくられた紙製のものなのだけれど現在は紙製のは製造されていないらしい。
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あと「魚セット」も。
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家に帰ってそれらと貝殻(これもつくりもの)も一緒に透明な容器に入れてみると
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すごいきれい!
水中花は半年はもつらしい。もっと大きいのもあって色々と集めたくなる。

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# by kashiwabaram | 2007-05-08 01:36 | おでかけ

とどのつまりは「松葉」の話

先日、池袋のジュンク堂で行われた
赤瀬川原平さんと嵐山光三郎さんのトークイベントに参加した。

赤瀬川さんは、画家であり作家であり芸術家でありもういろんなことに精通している
路上観察界の最高峰。
千円札を模写した作品が通貨模造と見なされたという「芸術裁判」でも有名な方。

下の写真は赤瀬川さんがおっしゃっていた「風のレコード」未完成バージョン。
ツタなどのトタンに垂れ下がった木が風に吹かれてトタンの壁に渦を描きレコードのように見えるというもの。写真のは半円にもなっていない。もっときれいな円のがあるんだって。
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嵐山さんは実は私はこれまで知らなかったのだけれど『別冊太陽』や『太陽』の編集長を
されて、エッセイを書いたりテレビにもよく出ている方だそう。

そんなお二人のトークイベントは、私でもわかりやすい内容でとてもおもしろかった。
だいたいが、『楢山節考』を書いた深沢七郎さんのお話だった。
(『楢山節考』は姥捨山をテーマにした小説)
深沢さんは「人生滅亡教」だったとか「電柱で風呂を湧かしていた」とか
「出版社から送られて来た本などみんな封も切らずに燃やしていた」とか
「生きている内に葬式の予行練習をした」とか
「まずいものを教えてくれる、悪意の善意の人だった」とか
「庭に生えている梅の木が生意気だと言って切った」とか・・・etc.

そんな深沢さんの書かれた『楢山節考』を嵐山さんは今もレコードを聴くように
何度も読まれているそうで、『楢山節考』に限らず多くの本は(何年も経って)読み
返すといかに誤読していたかがわかるとおっしゃっていた。
誤読とまではいかずとも違った見方ができたり気づかなかったことに気づけるとも。

それは本当にその通りで、マンガでもそうだなあと思う。
で、最近小学生のとき以来に藤子不二雄Aさんの『まんが道』を読み返していた。
当時もおもしろいなあと思って読んでいたけれど話の内容より作中に出てくる
メンチカツを挟んだフランスパンやキャベツのみそ汁やラーメンが美味しそう!
という記憶の方が大きい(今もキャベツのみそ汁をつくるとこのマンガを思い出す)。

でも今読み返すとまた全然違っていて、トキワ荘が現在の家から自転車ですぐのところだということも判明。
残念ながらトキワ荘は今はないけれど、CM料もらってる?と思うくらい作中によく登場する「松葉」というラーメン屋は現在も営業しているということがわかった。

と、いうことで『まんが道』熱に乗じて「松葉」に行って来た。
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# by kashiwabaram | 2007-05-06 01:27 | おでかけ